グラスワンダーの朝日杯3歳S
直線を向き、先に抜け出したのはマイネルラヴだった。そこへ鞍上の的場均騎手(現調教師)のステッキで加速したグラスワンダーが並ぶ間もなく交わし突き放す。そして場内が興奮に沸くなか、2馬身半差をつけてゴール板を駆け抜けた。
アグネスタキオンのラジオたんぱ杯3歳S
レースは「一強」だった。これが2戦目と三強の他のライバルよりも少ないキャリアだったアグネスタキオンが、直線入り口で先頭に立ったクロフネを一瞬で抜き去ると、あとは後続をまったく寄せ付けずにゴール。
直線入り口で先頭に並び掛けるような積極的な競馬にも関わらず、記録した上がり3ハロンは全馬最速。こんな走りをされては、後続は成す術もないだろう。最終的に外から伸びてきたジャングルポケットに2馬身以上、クロフネには4馬身近くの差をつけて、アグネスタキオンがレースレコードで重賞初制覇を飾った。
ジャスタウェイ 天皇賞秋
福永祐一騎乗の5番人気ジャスタウェイ(牡4=栗東・須貝厩舎、父ハーツクライ)が優勝。中団追走から爆発的な末脚を繰り出し、岩田康誠騎乗の1番人気ジェンティルドンナ(牝4=栗東・石坂厩舎)に4馬身差をつける圧勝で、秋競馬最高の栄誉を手に入れた。良馬場の勝ちタイムは1分57秒5。
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