競馬の伝説のレース集

競馬レースのまとめを解説していきます。年代別、騎手別、レース別にまとめてある動画を解説付きで詳細に説明しています

オジュウチョウサン圧倒的障害レースの絶対王者レース

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オジュウチョウサンのチョウサンは、冠名です。同馬主の所有馬である「チョウサン」が活躍したことから冠名として使用されるようになりました。チョウサンは馬主の名字である「長山」から名付けられました。

 

オジュウチョウサンのオジュウは、長山氏の次男が幼少期に「俺」という言葉が発音できず、オジュウと発音していたことから名付けられています。

 

長山氏の所有馬は親族の名前から名付けられていることが多いそうです。

障害から平地GⅠ馬はたった一頭

逆に、障害へ転向して、バネが付いたり腰が強化されるなど身体が変わるケースも多く、またレース数も圧倒的に少ないので、再び平地に戻る馬は珍しくない。では、障害を経験して平地へ戻りGⅠ馬へと昇りつめた馬はいるのか?

一頭だけいる。

「メジロパーマー」(‘89年デビュー~‘94年引退)。

4歳時に札幌記念(GⅢ)を勝つなど平地で4勝したが障害へ転向。障害未勝利戦を勝ち、2戦目を2着したあと平地に戻る。

‘92年、5歳で新潟大賞典(GⅢ)を勝利し挑んだ宝塚記念(GⅠ)を13頭立て9番人気で逃げ切り勝ち。暮れの有馬記念(GⅠ)も16頭立てブービー15番人気で逃げ切り勝ちし、春秋グランプリ制覇という偉業を達成した。“逃げ切り勝ちか惨敗か”という個性的な馬として人気を呼んだ。

 

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~現在、オジュウチョウサンが保持している記録~

JRA障害G1競走勝利数 1位(5勝)

JRA障害重賞勝利数 1位(9勝)

JRA重賞競走勝利数 8位タイ(9勝)

JRA障害G1競走連続勝利数 1位(5連勝)

JRA競走連続勝利数 1位(11連勝) 国営競馬時代を含めると単独ではなく1位タイ記録。

JRA重賞競走連続勝利数 1位(9連勝)

JRA障害競走連続勝利数 1位(9連勝)

JRA障害競走獲得賞金額 1位(5億3265万3000円)

中山グランドジャンプ走破タイム 1位(4分43秒0)

中山大障害走破タイム 1位(4分36秒1)

 

障害を飛んでない?!オジュウチョウサンの飛越、走り方

一般的な馬は障害を飛ぶ時に上にジャンプしますが、オジュウチョウサンの場合は平地を走っている時から首の位置が低く、障害を飛ぶ時も高い飛越とは言えません。

 

真っ直ぐ前に進んでいるためスピードを殺さない走り方ではありますが、低い飛越の馬は障害に当たったりバランスを崩したりと通常ならあまり良い走り方ではありません。

 

しかしオジュウチョウサンは2017年の中山大障害でも、障害を飛ぶと言うよりも障害の上を走るような飛越を見せています。通常であればバランスを崩してもおかしくない走り方ですが、この時も躓く様子もなく障害を越えています。

 

これまでの障害レースでも落馬やバランスを崩す素振りが見られなかったことを考えると、他の馬に比べてバランス能力が優れているのかもしれません。

 

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