1997年のG1レースです。
1997年天皇賞春
1997年4月27日京都競馬場、第115回天皇賞…
最後の直線…
馬場中央ではサクラローレルとマーベラスサンデーが死烈な叩き合いを繰り広げる!
その殺那、馬場の外目を1頭の優駿が疾風となって駆け抜けた…
その疾風こそがマヤノトップガンでした
第115回天皇賞のゴール後…
馬上の風に吹かれながら、うな垂れていた田原成貴騎手は思ったそうです…
早く下馬して溜め息をつきたいような気分、そう…
しばらくマヤノトップガンに会いたくないと…
1997年皐月賞
18番枠からスタートを切ったサニーブライアンだが、向正面までは2番手追走。3コーナーで先頭に立つと、馬群をさばくのに苦労する人気のメジロブライトやランニングゲイルを尻目に、11番人気ながらあれよあれよと逃げ切ってしまった。2着には10番人気のシルクライトニングが入り、馬連配当5万1790円はクラシックの最高配当となった。
1997年ダービー
皐月賞は敗れましたが人気はメジロブライトが1番人気に支持されました。2番人気はランニングゲイル。皐月賞と全く同じです。3番人気に直前の京都4歳特別を勝ったシルクジャスティスが入りました。皐月賞馬サニーブライアンはやはり皐月賞がフロック勝ちとみられ6番人気でした。それもシルクライトニングが競争除外となったためで、実質は7番人気でした。カツトップエースが日本ダービーでは3番人気になったのに比べ、評価は低いものでした。枠順も皐月賞と同じ大外枠を引き、騎手の大西直宏はこれで勝ったと思ったと言いますから凄い自信だったのでしょう。
レースは大外から一気に先頭に立ったサニーブライアンが平均ペースに持ち込み淡々と逃げます。メジロブライトは中団待機。同じ逃げ馬のサイレンススズカが抑えてくれたのもサニーブライアンにとっては大きかった。そして直線へ。サニーブライアンの脚色は衰えません。そのままゴールイン。メジロブライトも追い込みにかかりますが届かずの3着。
1997年オークス
桜花賞はトライアルを圧勝したキョウエイマーチに次ぐ
2番人気となり、結果も2着だった。続くオークスでもキョウエイマーチに次ぐ2番人気
しかし、距離が伸びてこそ本領発揮できるメジロドーベルは見事にオークスを制覇
キョウエイマーチとの戦績を五分五分とした。