競馬の伝説のレース集

競馬レースのまとめを解説していきます。年代別、騎手別、レース別にまとめてある動画を解説付きで詳細に説明しています

チャンピオンズカップとフェブラリーSの両方優勝した選ばれし名馬はたった6頭だけだった

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ゴールドドリーム
13戦6勝

ゴールドドリームは地方競馬との交流重賞が盛んなダート路線の王者としては珍しい、中央競馬に特化したタイプ。実は成績をJRAだけに絞ると8戦6勝[6.1.0.1]と、途端に王者らしい圧倒的な成績になる。連対を外したのは、イレ込みが激しく競馬にならなかった3歳冬のチャンピオンズCの1度だけだ。

 

トランセンド
24戦10勝

鞍上・藤田伸二騎手の気迫あふれる逃げがレースを先導する。もちろんエスポワールシチーもピタリとマーク、2番手で前を交わす瞬間を狙っている。

 が、2強のランデブーは4コーナーまで。直線に入るとトランセンドがエスポワールシチー以下を突き放して独走態勢を築く。結局トランセンドはそのままゴールを駆け抜け、追い込んだワンダーアキュートと粘るエスポワールシチーの熾烈な2着争いに2馬身の差をつけて、レース史上初となる連覇を達成してみせた。

 

エスポワールシチー
40戦17勝

南部杯をいい内容で勝ったことから、陣営は12月6日に行われる第10回ジャパンカップダートへ直行を決断。体が増えて丈夫になり心配事は全くなくなったと話す陣営だったが、希望していた大外枠ではなく最内1番枠となったことに、鞍上の佐藤哲三は最後の試練だと感じた。前日まで最内枠でのシミュレーションをしていた佐藤哲三はレース当日空いている時間に考えすぎないようゲームをして気を紛らわせた。本番では競りかけてきたティズウェイの動きを判断して、1コーナー過ぎで先頭に立つ。そのまま折り合いをつけて逃げると直線も他馬を突き放し、シルクメビウスに3馬身1/2をつけて勝利し、JRAGI競走初優勝を果たした。佐藤哲三と馬主の友駿ホースクラブは2004年宝塚記念のタップダンスシチー以来となるJRAGI勝利

 

ヴァーミリアン
34戦15勝

現役時は、2007年のジャパンCダート(GI、ダ2100m)や2008年フェブラリーS(GI、ダ1600m)、2007年から2009年にかけてのJBCクラシック(JpnI、距離はレースごとによる)3連覇など、GI級タイトル9勝の成績を残し、2007年度のJRA賞最優秀ダートホース、およびNARグランプリ特別表彰馬のタイトルを獲得。

 

カネヒキリ
23戦12勝

同馬は05、08年のJCダート、06年のフェブラリーSなど、ダートで輝かしい成績を残したが、その陰で何度も病魔と闘ってきた。07年に屈腱炎を発症した際には、お尻の脂肪組織にある幹細胞を移植する手術を敢行。その後、2回目のJCダートを2年10カ月ぶりの勝利で飾るなど競走馬の未来に大きな革命を起こした。10年に引退。生涯成績は23戦12勝(うち海外1戦0勝)。総獲得賞金は8億5161万6700円。「砂のディープインパクト」とも呼ばれた。

 

ウイングアロー
30戦11勝

ジャパンCダートを迎えると、毎年のことながら懐かしく思い出されてくるのが、第1回の優勝馬ウイングアローである。レースを簡単に振り返ってみると、東京2100mダートコースに15頭(ゴールドティアラ競走除外)。これまで9勝を挙げている5歳馬ウイングアロー。盛岡競馬場での前走南部杯を、ゴールドティアラの0秒7差2着に敗れて、4番目と人気を落としての第1回ジャパンCダート。しかしこの日は離して逃げたレギュラーメンバーの後方追走から、岡部騎手はがらっと内が空いた3コーナー過ぎ、鋭く抜け出て直線入り口では早くも先頭をうかがう勢い、長い直線も末脚を鈍らせることなく、追い込んできたサンフォードシチーを3馬身1/2も突き放す完勝だった。

 

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