今までの名馬と呼ばれる馬でもG1は7勝でした。
しかしアーモンドアイはG18勝目を挙げて名実ともに最強馬になりました。
*1
馬名 | 1勝目 | 2勝目 | 3勝目 | 4勝目 | 5勝目 | 6勝目 | 7勝目 |
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シンボリルドルフ | 皐月賞 | ダービー | 菊花賞 | 有馬記念 | 天皇賞春 | ジャパンC | 有馬記念 |
テイエムオペラオー | 皐月賞 | 天皇賞春 | 宝塚記念 | 天皇賞秋 | ジャパンC | 有馬記念 | 天皇賞春 |
ディープインパクト | 皐月賞 | ダービー | 菊花賞 | 天皇賞春 | 宝塚記念 | ジャパンC | 有馬記念 |
ウオッカ | 阪神JF | ダービー | 安田記念 | 天皇賞秋 | ヴィクトリアM | 安田記念 | ジャパンC |
ジェンティルドンナ | 桜花賞 | オークス | 秋華賞 | ジャパンC | ジャパンC | ドバイシーマC | 有馬記念 |
キタサンブラック | 菊花賞 | 天皇賞春 | ジャパンC | 大阪杯 | 天皇賞春 | 天皇賞秋 | 有馬記念 |
アーモンドアイ | 桜花賞 | オークス | 秋華賞 | ジャパンC | ドバイターフ | 天皇賞秋 | ヴィクトリアM |
G1を7勝した後は、どんな成績だったか?
馬名 | G1・7勝後の成績 |
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シンボリルドルフ | 米国に遠征してサンルイレイS6着 |
テイエムオペラオー | 5歳時に宝塚記念2着、京都大賞典1着、天皇賞秋2着、ジャパンカップ2着、有馬記念5着 |
ディープインパクト | 引退 |
ウオッカ | アル・マクトゥームチャレンジラウンド3で8着 |
ジェンティルドンナ | 引退 |
キタサンブラック | 引退 |
アーモンドアイ | 安田記念に挑戦 |
偉業達成への道のりは険しかった。好スタートを決め3、4番手と道中は楽に運んだが、直線では前を行く馬に早めに並んだため、坂の途中からロングスパート。
「ずっと伸びてくれたので、最後は苦しくなった。大外から馬が来ていて心配しました。ミスしないで乗れてよかった」。
残り100メートル付近で先頭に立つと、少し内にもたれたが、ムチを左手に持ち替えて修正。最後はフィエールマンの猛追を半馬身差で振り切った。
代名詞の爆発的な切れ味こそ見られなかったが、女王の底力を見せつけた。
アーモンドアイと天皇賞・秋連覇を達成したルメールは、18年秋のレイデオロから天皇賞を5連勝と自身の持つ歴代最多記録を更新した。
「2着に来たフィエールマンは春を2回も取って、強い馬。レイデオロもダービーホースだった。強い馬たちのおかげ」と、
感謝を口にした。そのなかでもアーモンドアイは、やはり特別な存在だ。
*1:どんなG1を勝ったのか?