ウマ娘でも人気のゴールドシップは本当に凄い馬でした
誕生:2009年3月6日
戦績:28戦13勝
獲得賞金:13億9776万7000円
主な勝ち鞍
- 皐月賞:2012年
- 菊花賞:2012年
- 有馬記念:2012年
- 宝塚記念:2013年・2014年
- 天皇賞(春):2015年
父:ステイゴールド
母:ポイントフラッグ
母の父;メジロマックイーン
毛色:芦毛
小柄で頑丈だが気性が荒いステイゴールドと、賢くて癖がないが大型なため虚弱体質なメジロマックイーンを配合すれば、
「小柄で頑丈で賢くて強い馬が生まれるのでは!?」
という狙いから誕生したのがゴールドシップです。
ですがゴールドシップは…
大柄で頑丈で賢いが、気性が荒く癖が強い馬として誕生しました。
ラーメンでいえば二郎系、親の特徴マシマシで生まれてきたのです。
アニメ「ウマ娘プリティーダービー」のオープニングでも描かれた皐月賞でのイン強襲!
後方を走っていたはずのゴールドシップが次の瞬間、突然先頭集団にいるという状況に驚きの声が上がり「ゴールドシップがワープした!」と話題になったそうです。
ゴールドシップが優勝した皐月賞が凄いとウマ娘でも噂。
レース後に騎手を振り落としたり、レースの途中で逸走したりと、オルフェーヴルは気性の難しい馬だった。それと同じように、兄弟のゴールドシップも歳を重ねるごとに気性の激しさを表に出すようになっていく。突如として後肢で立ち上がるのは日常茶飯事で、調教時に乗り役を落としたり、スタッフのシャツを噛んで破いたり、気に入らない馬を威嚇して厩務員を困らせるなどの蛮行もしばしば。かと思えば、急に立ち止まり、鞍上が促しても動こうとしなかったり……。気ままさ、わがままさではオルフェーヴルに負けず劣らずの存在だった。
これらはファンから”ゴルシ(ファンの間で使われていた愛称)の奇行”と呼ばれ、笑いを誘うエピソードとして取り上げられることが多く、彼が愛される一因にもなっている。しかし一方で、横山典弘騎手が「頭が良かったから、分かってやっていた」と述べたように、意図的な示威行動だと評する関係者も少なくない。
こうした気性の掴みづらさは、現役時代、ゴール前の競り合いで並走する他馬に噛みつこうとしたエピソードで知られる祖父(父の父)のサンデーサイレンス、直線で急に斜行して1位入線しながら失格するなど、”癖馬(くせうま)”として有名だった父ステイゴールドという、父系に流れる気性の激しさの成せるところだというのが大方の見方です