9馬身以上 競馬レース
【約10馬身】1975年 桜花賞
テスコガビー
杉本清アナウンサーの「後ろからはなんにもこない!」という実況でも知られる伝説のレース。能力の違いで逃げる格好となったテスコガビーは、直線に入ってもスピードがまったく衰えず、それどころかライバルたちをグイグイと突き放してしまった。
2着ジョーケンプトンとの着差は、いまだに桜花賞レコードの「大差」。
テスコガビーはこの後オークスも制して二冠を達成しており、こちらでも2着に8馬身差をつけた。
【9馬身】2003年 有馬記念
シンボリクリスエス
3、4コーナーで“まくり”の奇襲に出たリンカーンに連れて進出を開始し、直線に向いてこれを捉えると、みるみるうちに独走態勢を築いていった。2分30秒5の優勝タイムは12年ぶりに更新されたコースレコード、9馬身に達したリードは有馬記念史上最大の着差。
【9馬身】2003年 ジャパンカップ
タップダンスシチー
レースでは1番枠から先頭に立つと徐々に後続馬との差を広げ、最終的には2着のザッツザプレンティに9馬身差を付けて優勝。初めてのGI制覇を成し遂げた
【国内芝平地記録 17馬身】2013年 バンデ積丹特別
※昭和43年天皇賞(春)ヒカルタカイとタイ記録
日本国内の記録としては、芝の平地のレースでは2秒8のタイム差が最大です。
昭和43年の春の天皇賞でヒカルタカイが記録しましたが45年後の去年、函館競馬場で行われた積丹特別で現役の4歳馬バンデも同じ着差を マークしました。
だいたい17馬身差です