競馬で歴史的なレースは?
動画と共に蘇る名勝負BEST6
有馬記念(1990年)オグリキャップ
阪神大賞典(1996年)ナリタブライアン
有馬記念(2006年)ディープインパクト
有馬記念(1993年)トウカイテイオー
毎日王冠(1998年)サイレンススズカ
有馬記念(2013年)オルフェーヴル
競馬のレースにおいて
我々の心を揺さぶる『感動的』な名レース
は数多く存在しますが、
その中でも馬券の当たり外れを超越したレースがあります。
多くの名馬による名勝負が存在してきましたが、
数年に1回は競馬を初めて見る人でも思わず見入ってしまうような『歴史的名勝負』といったものがあります。
色々なレースがありいちがいに名レースはこれだ!!!とは言えないところが
競馬の面白いところですよね。
1.常識を打ち破った超ド級パフォーマンス
- 南関東最強馬、中央襲来!八大競争史上最長着差の18馬身差を付けて勝ち、当時のレコードを出して圧勝した「1968年 ヒカルタカイの天皇賞(春)
&宝塚記念」
- 28頭立ての大乱戦、サラ系超格安馬が20頭抜きの大逆襲!「1971年 ヒカルイマイの東京優駿」
- お前はホントに馬なのか?12ハロンを持ったままの31馬身というとてつもない大差で勝った「1973年 セクレタリアトのベルモントステークス」
- 超良血持ち込み馬の最初で最後の大レース、大楽勝のレコード&大差勝ちを収めた「1976年 マルゼンスキーの朝日杯3歳ステークス」
- NZ女王初制覇!掲示板に並ぶ『4つの2』、それは事件だった。「1989年 ホーリックスのジャパンカップ」
- 逆噴射装置故障!?天皇賞馬や桜花賞馬などの強豪馬を大逃げで完封した「1993年 ツインターボのオールカマー」
- なんだこの末脚!?最後の直線で遥か前方を走る馬を鬼の豪脚で差し切った「1994年 ヒシアマゾンのクリスタルカップ」
- シャドーロールの怪物ここに誕生!他馬とは桁違いの加速力を見せ、7馬身差と着差を伸ばし続けての三冠達成!「1994年 ナリタブライアンの菊花賞」
- 女版セクレタリアト?田んぼのようなコースで18馬身差の圧勝!「1995年 ホクトベガのエンプレス杯」
- これが逃げ馬の勝ち方だ!菊花賞馬や連勝中の馬を全く寄せ付けず、2秒の大差をつけ鮮やかに逃げ切った「1998年 サイレンススズカの金鯱賞」
- かかったなアホが!2段式逃げ戦法で他馬を幻惑し逃げ切った「1998年 セイウンスカイの京都大賞典」
- 白井最強!芝未勝利馬が常識外れの末脚で全馬をぶっこ抜き、名騎手・的場均に最後のG1勝利を捧げた「2000年 アグネスデジタルのマイルチャンピオンシップ」
- 動画サイト黎明期を沸かせた超追い込み!アオシマバクシンオーの実況と共に。「2000年 ブロードアピールの根岸ステークス」
- 白井最強とデジタルに阻まれた秋天の無念は砂地で晴らす!ダートで芝並のタイムを記録、場内が騒然となった「2001年 クロフネの武蔵野ステークス
&ジャパンカップダート
」
- 3ハロン29.6秒という超鬼脚で直線1000mを爆走!53秒7という不滅のレコードで制した「2002年 カルストンライトオのアイビスサマーダッシュ」
- 憧れのカツラギエースのように。府中2400mを圧巻の9馬身逃げ切り!「2003年 タップダンスシチーのジャパンカップ」
- 超ハイペース!地獄のダービーを中2週のマイラーがレコード勝ち!?最強の大王が降臨する!「2004年 キングカメハメハの東京優駿」
- 3コーナーからまくって直線で更に突き放した上、レコードを1秒も更新した「2006年 ディープインパクトの天皇賞(春)」
- 雪の妖精のすんごい脚炸裂!三冠牝馬などのライバルを氷結粉砕した「2010年
・2011年 スノーフェアリーのエリザベス女王杯」
- 砂のサイレンススズカここに見参!名手、武豊を背に狂気のラップを刻んで逃げながらダートの強豪に9馬身差で圧勝した「2011年 スマートファルコンの帝王賞」
- ゴルシ伝説の幕開け!荒れた馬場を異次元のワープ走法で制圧した「2012年 ゴールドシップの皐月賞」
- 圧倒的末脚でレコード2秒更新!もうネタ馬と呼ばせはしない!世界の「2014年ジャスタウェイのドバイデューティーフリー」
- 豪脚一閃!短く坂もある中山の直線で後の強豪たちを凄まじく切れる脚で抜き去った「2015年 ドゥラメンテの皐月賞」
- 仏GIで圧巻の10馬身差!ディープの血筋は本物だ!「2016年 エイシンヒカリのイスパーン賞」
- 馬場水分0.6%、砂漠のような超過酷コースで怒涛の追い込みを決めて勝利!「2017年 オレノココロのばんえい記念」
- 走る度に伝説を作る馬。最後の直線で突き放し、4250mのロングコースを10馬身近い差でレコード勝ち!「2018年 オジュウチョウサンの中山グランドジャンプ」
- 平成元年のホーリックスの衝撃から30年後、掲示板に浮かぶ衝撃のレコードタイム「2分20秒6」。平成最後の年に牝馬が再び事件を起こす。「2018年 アーモンドアイのジャパンカップ」
- ”衝撃”の血統は今なお続く。日本産まれ・欧州育ちのディープ産駒が37mの高低差を誇るエプソムの丘を難なく駆け抜け16馬身差の圧勝!「2021年 スノーフォールのオークスステークス」
……等々、目の覚めるような鋭い脚を見せたり、大舞台ではあり得ないような着差を付けたり、常識では考えられないようなタイムを叩き出したレース。
2.ライバル同士の名勝負
- 競走馬としても種牡馬としても歴史に名を刻んだ怪物3頭による世紀の一戦!「1967年 ダマスカス・バックパサー・ドクターフェイガーのウッドワードステークス」
- TTGと呼ばれしのぎを削った3頭の最後の一戦!「1977年 テンポイント・トウショウボーイ・グリーングラスの有馬記念」
- 時代の一番手と地方の星、最強芦毛同士の初対決!「1988年 タマモクロス・オグリキャップの天皇賞(秋)」
- 競馬版NASCAR開戦!最終コーナーからケンカレースを繰り広げた「1989年 サンデーサイレンス・イージーゴアのプリークネスステークス」
- 同じ戦法を同時に仕掛けて完全なマッチレースとなった「1996年 ナリタブライアン・マヤノトップガンの阪神大賞典」
- 僅か1cmの差が明暗を分けた「1996年 フラワーパーク・エイシンワシントンのスプリンターズステークス」
- 空前の超豪華メンバーが集ったスーパーGⅡとして名高い、怪物3頭が揃った最初で最後のレース!「1998年 サイレンススズカ・エルコンドルパサー・グラスワンダーの毎日王冠」
- 一流種牡馬となる同世代3頭、現役時代一度きりの三つ巴「2000年 アグネスタキオン・ジャングルポケット・クロフネのラジオたんぱ杯3歳ステークス」
- 後の歴史的種牡馬に最大のライバルが再び挑む!「2001年 ファンタスティックライト・ガリレオのアイリッシュチャンピオンステークス」
- 名勝負製造機の根性と地味馬の本気が激突!英雄誕生前年に繰り広げられた、もっと評価されるべき対決。「2004年 ゼンノロブロイ・タップダンスシチーの有馬記念」
- 地方のエースと中央の王者の一騎打ち!夜の大井が熱く燃える!「2006年 アジュディミツオー・カネヒキリの帝王賞」
- 死のダービーを生き抜いた有馬記念馬が参戦した、競走馬生命を懸けた死闘!「2006年 ハリケーンラン・エレクロトキューショニスト・ハーツクライのキングジョージVI世&クイーンエリザベスS」
- 15分にも及ぶ写真判定による決着を歴史的名牝2頭が演じた「2008年 ウオッカ・ダイワスカーレットの天皇賞(秋)」
- 逃げるは砂の絶対王者、追うはドバイWC2着。夜の大井で激突!「2011年 スマートファルコン・トランセンドのJBCクラシック」
- コイツは私の獲物!最後の直線で大逃げを捕らえたのはどちらか!?「2012年 ジェンティルドンナ・ヴィルシーナの秋華賞」
- 同じ勝負服の同じ色の帽子の牡牝三冠馬が一騎打ち!「2012年 ジェンティルドンナ・オルフェーヴルのジャパンカップ」
- 逃げる前王者!追い詰める現王者!「2017年 オジュウチョウサン・アップトゥデイトの中山大障害」
- 最強三冠牝馬のラストラン、迎え撃つのは牡牝三冠馬と大逃げのキセキ!「2020年 アーモンドアイ・デアリングタクト・コントレイル・キセキのジャパンカップ」
- 横山武史の史上最年少ダービー制覇か、福永祐一の連覇か。掲示板圏内は写真判定が3枠の激闘!「2021年 シャフリヤール・エフフォーリアの東京優駿」
……等々、同世代に出そろった●強同士の対決になったレース、年の差はあれどそれぞれの世代で最強と呼ばれた競走馬同士が一堂に会したレースや、大接戦の末決着が付いたレース。
3.大記録達成
- 日本競馬が誇る至高の名馬がナタの切れ味を見せて戦後初の三冠達成!「1964年 シンザンの菊花賞」
- 上り坂で仕掛けるというタブーを犯しながら、直線更に突き放して19年ぶりの三冠達成!「1983年 ミスターシービーの菊花賞」
- 不滅の最強皇帝君臨!史上初の無敗三冠を達成した「1984年 シンボリルドルフの菊花賞」
- 彼こそリアル黒王。ばんえい競馬史上初の1億円ホース誕生!「1985年 キンタローの農林水産大臣賞典」
- 魔性の青栗毛、渾身の直線で振り切り史上初の牝馬三冠達成!更にトライアルも制し現在では達成不可能な完全三冠!「1986年 メジロラモーヌのエリザベス女王杯」
- 我こそ世紀末覇王なり!包囲網を突き破り年間8勝無敗・古馬GIグランドスラムを達成した「2000年 テイエムオペラオーの有馬記念」
- 東京の真夏の夜にブリザードが吹き荒れる。史上初の南関東四冠王者誕生!「2001年 トーシンブリザードのジャパンダートダービー」
- 翌年の形態変更により史上唯一の同一年小倉三冠を達成、小倉マイスターの真価を存分に発揮した「2005年 メイショウカイドウの小倉記念」
- 単勝オッズ1.0倍という神話的オッズに応え、直線凄まじい加速で抜け出し、21年ぶりの無敗の三冠馬となった「2005年 ディープインパクトの菊花賞」
- ジャパニーズ・スーパースター・シーザリオ!日本馬初の米国GI制覇!「2005年 シーザリオのアメリカンオークス」
- クリフジの奇跡再び。64年ぶりの牝馬によるダービー制覇!「2007年 ウオッカの東京優駿」
- 牡馬もおののく外からの”ドドドドド”!レース創設26年目にして初めて牝馬が優勝、史上初のブリーダーズカップ2種制覇を達成した「2009年 ゼニヤッタのブリーダーズカップ・クラシック」
- 世界最高賞金レースでワンツーフィニッシュ達成!「2011年 ヴィクトワールピサ・トランセンドのドバイワールドカップ」
- 37年ぶりに二冠の呪縛が解かれる。12代目米国三冠馬誕生!「2012年 アメリカンファラオのベルモントステークス」
- 近代競馬史に残る偉業にして異業!?自分の名前を冠するレースでレコード勝ちし無傷の23連勝&同一GI三連覇を達成!「2013年 ブラックキャビアのブラックキャビアライトニングステークス」
- 今年はキタサンだけじゃない!引退レースを大差で勝利、GIクラス競争では単独トップの11勝を達成した「2017年 コパノリッキーの東京大賞典」
- "大井の帝王"的場文男61歳、地方競馬通算7152勝の日本新記録!「2018年8月12日 シルヴェーヌの大井5R未受賞戦」
- 生ける伝説・武豊、前人未到のJRA通算4000勝達成!「2018年 メイショウカズヒメの芦屋川特別」
- 令和になっても武豊!3元号を跨いでのGI及び菊花賞制覇!「2019年 ワールドプレミアの菊花賞」
- 20年ぶりに帯広で動いた連勝記録。競馬全体では日本新記録の30連勝達成!「2020年 ホクショウマサルのばんえい十勝金杯」
- 歴史が動いた2週間。かたや史上6頭目の牝馬三冠と牝馬史上初の無敗三冠、もう一方は史上3頭目の無敗三冠と親子二代で牡馬三冠!「2020年 デアリングタクトの秋華賞
&コントレイルの菊花賞」
- W三冠の翌週にシンボリルドルフを越えた!史上初の芝GIレース8勝を達成した「2020年 アーモンドアイの天皇賞(秋)」
- 穢れ無き純白の女王爆誕。世界初の白毛馬によるGI&クラシック制覇!「ソダシの2020年 阪神JF
&2021年 桜花賞」
- 火の国産まれの快速娘、亡き盟友に捧ぐ熊本産馬初の重賞制覇!「2021年 ヨカヨカの北九州記念」
- レース創立21年目にして初めて生え抜きの地方所属馬が勝利した「2021年 ミューチャリーのJBCクラシック」
- 矢作調教師の業物2頭による驚異。日本調教馬による米ブリーダーズカップ2種制覇!「2021年 ラヴズオンリーユーのBCフィリー&メアターフ
&マルシュロレーヌのBCディスタフ」
- 強いオジュウが戻ってきた!10歳馬が復活の走りで4年ぶり3度目(!?)の制覇!「2021年 オジュウチョウサンの中山大障害」
4.競馬場を彩った奇蹟
- ライバルの策略で超大外へ「シンザンが消えた!」しかしそのまま強引に差しきった「1965年 シンザンの有馬記念」
- JRA史上最低馬体重、384kgでの八大競走勝利!小さな馬体が雨の不良馬場を駆けた「1971年 カネヒムロの優駿牝馬」
- 掲示板に4つの『写』の文字が並んだ世紀の大激戦、後に女帝の母となる馬が樫の女王の座に君臨した「1983年 ダイナカールの優駿牝馬」
- 欧州最強の末脚と言えばこの馬!ロンシャンの難芝をものともせずカメラの外から全てを抜き去った「1986年 ダンシングブレーヴの凱旋門賞」
- まさかの出遅れも後方待機から直線一気!出遅れの真相は武豊のみぞ知る。「1989年 シャダイカグラの桜花賞」
- 信用を失い引退までも考えていたという中野騎手を背に、入場者数レコードを記録した東京競馬場で当時のレースレコードで完勝!競馬場全体に大観衆による「ナカノコール」を湧き起こした「1990年 アイネスフウジンの東京優駿」
- 常識外のスタミナで他馬を圧倒し、天皇賞父仔三代制覇という偉業を達成した「1991年 メジロマックイーンの天皇賞(春)」
- 義理人情に厚い名手に神が贈ったダービー勝利への片道切符、瞬きさえ許さない3つのプライドの激突を制した「1993年 ウイニングチケットの東京優駿」
- 1年の故障明けのぶっつけ本番、豪華メンバー集うGIで“奇跡の復活”!「1993年 トウカイテイオーの有馬記念」
- JRA史上最高馬体重の560kgでのGI勝利!ヒシアケボノでかすぎ!「1995年 ヒシアケボノのスプリンターズステークス」
- 彼こそが大井の帝王!大迫力の的場ダンスで中央の名手や砂の強豪達をまとめて打ち破った「1997年 コンサートボーイの帝王賞」
- 英雄は東北から来た。岩手の横綱、公営所属馬初の中央競馬場でのGI制覇!「1999年 メイセイオペラのフェブラリーステークス」
- 絶対負けない、諦めない!大外後列からまとめて切り捨てライバル達に逆襲した「1999年 スペシャルウィークの天皇賞(秋)」
- 千年紀に起きた奇跡!モハメド殿下の夢を乗せて名付けられた馬名を6馬身差のレコード圧勝で現実のものとした「2000年 ドバイミレニアムのドバイワールドカップ」
- 最強世代の最後の大輪が電撃戦で見事開花!超良血馬の11度目の正直、他馬を大外からまとめて撫で斬った「2000年 キングヘイローの高松宮記念」
- クロフネはワシが育てた。秋天の出走枠を分捕り、世紀末覇王に落日の勝利を決めた白井最強!「2001年 アグネスデジタルの天皇賞(秋)」
- ディープ人気最盛期、16万人の観衆が見守る中で戦法を変え掴み取った栄光への道筋!「2005年 ハーツクライの有馬記念」
- 最後の勝利から3年1ヶ月。3コーナーからの大逃げで3年間の苦労が報われた「2009年 テイエムプリキュアの日経新春杯」
- もはや府中マイルに敵はなし!前を塞がれるもかわしてラスト200mからの鬼脚で差し切った「2009年 ウオッカの安田記念」
- ダート黄金世代に挑んだ高知総大将が魅せた!「2010年 オーロマイスター・エスポワールシチー・グランシュヴァリエのマイルチャンピオンシップ南部杯」
- 孝行娘、父譲りの不屈の精神爆発!昨年の降着を乗り越え復活のJC父娘制覇!「2011年 ブエナビスタのジャパンカップ」
- 父は大王。母は女帝。兄姉弟妹には重賞馬がずらりと並ぶ日本最高レベルの血統で海外GIを勝った「2012年 ルーラーシップのクイーンエリザベスII世C」
- ダービー馬2年5ヶ月ぶりの復活、若きナイトが見せたジャパニーズエンペラーへの最敬礼!「2012年 エイシンフラッシュの天皇賞(秋)」
- 3.11生まれ、重病を乗り越えた先に見えた栄冠。史上最速のデビュー149日目で、同年の菊花賞をレコードで勝った「2014年 トーホウジャッカルの菊花賞」
- あれから5年3ヶ月、走る気がないとか引退させろとか色々揶揄され続けても彼は諦めなかった。オープンでも彼はここに復活!「2015年 ペルーサの札幌日経オープン」
- 亡き相棒に捧ぐ、鞍上和田竜二17年ぶりのGI制覇!「2018年 ミッキーロケットの宝塚記念」
- 強豪ひしめく大舞台で3歳馬による海外古馬混合GI初制覇!天へと旅立った馬主へ最後の栄冠を捧げた「2019年 アドマイヤマーズの香港マイル」
5.波乱・大波乱・超波乱
- カメラで捕らえきれないほどの大逃げで3200m(当時)をまんまと逃げ切った「1980年 プリテイキャストの天皇賞(秋)」
- 三冠馬や海外実力馬を差し置いて日本馬初の勝利をもぎ取った「1984年 カツラギエースのジャパンカップ」
- 皇帝もマイルの皇帝も知ったことか!オーナーさえも期待してなかった馬がまさかまさかの豪脚でレコード勝ち!”あっと驚く!”「1985年 ギャロップダイナの天皇賞(秋)」
- 1番人気が故障で最下位に沈み、最下位人気が1着に滑り込んだ“しかしビックリだ!”「1989年 サンドピアリスのエリザベス女王杯」
- 14番人気、史上最強の一発屋が有馬初の万馬券を産んだ”これはビックリ!”「1991年 ダイユウサクの有馬記念」
- 無敗三冠が掛かった大一番、ハナを切る穴馬、飛び込んだのは漆黒のステイヤー!3頭の運命が動いた“あの日”。「1992年 ライスシャワー(&ミホノブルボン・キョウエイボーガン)の菊花賞」
- 馬鹿コンビによる大逃げ劇場集大成!15番人気の元障害馬、まさかのグランプリ春秋連覇!「1992年 メジロパーマー(&ダイタクヘリオス)の有馬記念」
- 穴馬の遺伝子と鞍上の穴男。単勝257.5倍の最下位人気を吹き飛ばす“逃げ切り逃げ切り逃げ切り!”「2000年 ダイタクヤマトのスプリンターズステークス」
- レース開始直後いきなり本命が落馬!1・2着に突っ込んできたのは二桁人気の2頭!「2002年 ヒシミラクル(&ファストタテヤマ)の菊花賞」
- 横山典弘の奇策が炸裂、数十mの大逃げをうち大量の馬券が舞い踊った「2004年 イングランディーレの天皇賞(春)」
- これが競馬の恐ろしさ!人気薄の2頭がまさかの"行った行った"「2009年 クィーンスプマンテ(&テイエムプリキュア)のエリザベス女王杯」
- 二度ある事はサンドピアリス!?3連単歴代高額配当ランキング3枠に名を残した「ミナレットの2012年 メイクデビュー新潟
&2015年 ヴィクトリアマイル」
- 忘れた頃に江田照男。決死の大逃げでゴールへねこまっしぐら!「2012年 ネコパンチの日経賞」
- 田辺マジック炸裂!並みいる砂の強豪を抑え込んで最下位人気の馬が日本史上最多GI級勝利への道を走り始めた「2014年 コパノリッキーのフェブラリーステークス」
- レース5日前に天国へ旅立った相棒・キングヘイローへ捧ぐGI制覇(と3連単449万の万馬券)!「2019年 ミスターメロディ(&セイウンコウセイ・ショウナンアンセム)の高松宮記念」
- 苦労人の妄想が現実となった時。通算44勝騎手×船橋所属重賞初出走馬×馬主含めて交流重賞実績皆無陣営=ブービー人気の単勝万馬券!「2021年 キャッスルトップのジャパンダートダービー」
……等々、ファンの記憶に消えがたい強烈な記憶とインパクトを残したレース。
6.それぞれのラストラン
- ミサイル級の超末脚で、化け物揃いの引退レースを8馬身半差で勝った「1956年 リボーの凱旋門賞」
- TTGの名脇役担当G、超豪華メンバー相手にTTに捧ぐ勝利!「1979年 グリーングラスの有馬記念」
- 川崎競馬場の当時レコードを記録した超満員のファンの期待に、南関東最強牝馬が8馬身差で応えた「1990年 ロジータの川崎記念」
- 落ち目で迎えた引退レースを鮮やかに勝ち、マンガのような展開でファンを泣かせた「1990年 オグリキャップの有馬記念」
- これが最後の愛のムチ!最速最強は最後まで譲らない!「1994年 サクラバクシンオーのスプリンターズステークス」
- 淀に散った漆黒のステイヤー。疾走の馬、青嶺の魂となり。「1995年 ライスシャワーの宝塚記念」
- 最終コーナーから行ってならない別のゴールへ……速さは強さか孤独か、沈黙の日曜日。「1998年 サイレンススズカの天皇賞(秋)」
- 女王の座は譲らない!女殺しの専門家が無二の相棒と共に史上初の4年連続G1制覇と連覇の快挙を成し遂げ有終の美を飾った「1999年 メジロドーベルのエリザベス女王杯」
- GI未勝利のまま迎えたラストランで絶望的な位置から初勝利、黄金の旅路を完成させた「2001年 ステイゴールドの香港ヴァーズ」
- 苦境の平成シンボリをオーナーと共に駆けた競走馬生活、ラストを飾るのは9馬身差の有馬連覇!「2003年 シンボリクリスエスの有馬記念」
- ディープが翼を広げた!近代競馬の結晶による”最後の衝撃”が有馬を襲う。「2006年 ディープインパクトの有馬記念」
- 牝馬の有馬記念制覇は名牝トウメイ以来37年ぶりの快挙!最初から最後までハナを譲らぬ独走劇で他馬をねじ伏せ、牝馬の時代の到来を印象付けた「2008年 ダイワスカーレットの有馬記念」
- 齢八つの老将が悲願のGI連勝で大団円!もうヨンパニーとは呼ばせない。「2009年 カンパニーの天皇賞(秋)
&マイルチャンピオンシップ」
- 龍王産駒たちの鬼脚の原点。同一GIをW連覇で締めた「2013年 ロードカナロアのスプリンターズステークス
&香港スプリント」
- これで引退とか信じられない!これが三冠馬の実力だ!直線で8馬身差をつけた「2013年 オルフェーヴルの有馬記念」
- グラス最強!栗毛の怪物の遺伝子を継ぐアジアのマイル王が中距離GIでも格の違いを見せ余裕の二階級制覇達成!「2016年モーリスの天皇賞(秋)
&香港カップ
」
- 引退レースを圧倒的実力で制し歴代賞金王に君臨!5万人の観衆と共に「まつり」を大合唱!キタサンまつり、ここに完結!「2017年 キタサンブラックの有馬記念」
- 遅咲きの百合、満開!牝馬初のグランプリ春秋連覇を達成して締めた「2019年 リスグラシューの有馬記念」
- 自ら望んだラストライド。通算僅か23勝の若手騎手が魅せた渾身の引退レース!「2021年 マーニの京都ハイジャンプ」
……等々、競走馬や騎手の印象に強く残るラストランでキャリアを締めくくったレース。
7.思いも寄らぬ想定外のハプニング!伝説はGIに限ったものではない!
- ハンデキャッパー大歓喜!2着・3着争いは8頭!「1993年 スポニチ賞金杯(京都)」
- 画面も目の前も真っ白!実況?できるわけねーだろ!「1996年 バイオレットステークス」
- 全国のお茶の間に馬っ気全開!その勢いでJC大勝利!「1997年 ピルサドスキーのジャパンカップ」
- 鞭入れは気合い入れのため。断じて距離誤認ではない!「1998年 キープザフィールドのステイヤーズS」
- 障害を越えるたびに空馬が増える恐怖のサバイバルレース、13頭立てで完走は6頭!?「1999年 京都ハイジャンプ」
- 遺伝子が紡ぐ運命。親子2代で同一G1を同じ着順でのワンツーフィニッシュ!「1999年 グラスワンダー・スペシャルウィーク
&2011年 アーネストリー・ブエナビスタの宝塚記念」
- 1頭の空馬によって馬場は阿鼻叫喚の地獄絵図に……「2001年 グランドナショナル」
- GIIなのに3頭立て!?歩くな!お前らちゃんと走れ!「2002年 スラマニのニエユ賞」
- GIの大舞台で斤量0kgのポルトフィーノが1着!武豊は救急車に乗って15着!「2008年 ポルトフィーノのエリザベス女王杯」
- 9頭落馬!非難囂々、大論争を巻き起こした問題レース。「2010年1月11日 中山4R新馬戦」
- 天神乗りのあのお方は……う、上様!?「2010年2月14日 スプリングカエサルの京都4R障害未勝利戦」
- ありそうで実は無かった!JRA史上初のGI1着同着!「2010年 アパパネ・サンテミリオンの優駿牝馬」
- 本馬場入場後に放馬した一頭の新馬が魅せた!「2010年10月10日 フェイトフルウォーの東京5R新馬戦」
- 最後の直線に入って先頭はババヲナラスクルマ!「2011年1月7日 笠松競馬・若竹特別A2特別」
- こんな三冠馬見たことない!余裕勝ちで三冠達成も、レース直後に騎手を背中から振り落とすヤンチャぶりを見せた「2011年 オルフェーヴルの菊花賞」
- 帯広がアイマス一色に染まった奇跡の日。司会、実況、解説を未知の存在が襲う!「2011年11月20日 ばんえいアイドルマスター記念」
- 三冠馬、故障!?逸走!?……えっ、蘇って飛んで来た!?「2012年 オルフェーヴルの阪神大賞典」
- 同一GI3連覇のかかった絶対的本命が一瞬にして120億円分の馬券を紙屑に変えた!「2015年 ゴールドシップの宝塚記念」
- 台風直撃で超が付くほどの極悪馬場となった淀でクラシック最終戦!決死の消耗戦の果てに戦前並みのタイムで決着した「2017年 菊花賞」
- (障害の)歴史的名馬の参戦でローカル開催の500万下がまるでGIのような大歓声に!「2018年 オジュウチョウサンの開成山特別」
- 強豪揃いの中に混じって現れた未"出走"馬!?デビュー戦がいきなりGIトライアル!「2018年 ヘヴィータンクの弥生賞」
- 新人騎手がまさかの距離誤認!?前代未聞の騎乗ミスを犯した問題レース。「2018年 ペイシャエリートの新潟6R500万下」
- 史上初の5連覇、そして訪れた競走馬人生最後のレース。無観客でも競馬には様々な物語がある。「2020年 オジュウチョウサン・シングンマイケルの中山グランドジャンプ」
- ゲート難→放馬→ゲート難→放馬→そしてまたもやゲート難……結果はリアルダビスタ馬の初勝利。しかし発走までかかった時間は、なんと30分!「2020年4月7日 ファニーフラッシュの大井6R・C3」
- 日程調整難航でまさかの3頭立て。金の貰える公開調教開始!「2020年 キングジョージVI世&クイーンエリザベスステークス」
……等々、レースの格とは無関係に、後々まで語り継がれるようなハプニングや前代未聞の出来事が発生したレース。
8.今からでも大丈夫!直近の名レースあれこれ
- これが日本競馬の実力だ!世界各地から強豪馬が集う8レースのうち、5レースで勝ち星を挙げた「2022年パスラットレオン
・ステイフーリッシュ
・クラウンプライド
・パンサラッサ
・シャフリヤール
のドバイワールドカップデー」
- 障害の絶対王者はどこまで記録を伸ばすのか、横綱相撲でJRA所属馬としては史上初となる同一G1・6勝及び11歳での重賞・G1制覇を達成した「2022年 オジュウチョウサンの中山グランドジャンプ」
- やはり競馬と言ったら武豊!武豊に惚れ込んだオーナーの馬でレースレコードを叩き出しながら、自身の記録を更新する6度目かつ史上初の50代ジョッキーによるダービー制覇を果たした「2022年 ドウデュースの東京優駿」
- 1000mのラップが57秒6という先行勢壊滅必至の超ハイペースの展開ながらも、先行してそのまま押し切り現役最強を証明した「2022年 タイトルホルダーの宝塚記念」
→2022年競馬レース回顧の記事も参照
9.今こそ注目! 最近の掲示板で挙がった過去の名レース
- ”ドロドロ真っ黒け”無冠の貴公子に訪れた春「1973年 タイテエムの天皇賞(春)」
- 世界中を転戦した「鉄の女」が魅せた伝説のワープ!「1987年 トリプティクの富士S」
- 3強対決が地方の星同士の一騎打ちに!「1989年 オグリキャップ・イナリワンの毎日王冠」
- 二着との着差は驚愕の51馬身! 大差圧勝の代名詞となったレース「1992年 シンボリクリエンスの中山大障害」
- わずかデビュー4戦で欧州三大レースを完全制覇、これが神の脚だ! 「1995年 ラムタラの凱旋門賞」
- 古馬3強をねじ伏せて、59年ぶり史上2頭目の旧4歳馬による天皇賞制覇を果たした「1996年 バブルガムフェローの天皇賞(秋)」
- マッハの衝撃! ”元祖天才”田原成貴が本領発揮、世界レコードで決した伝説の三強対決「1997年 マヤノトップガン・サクラローレル・マーベラスサンデーの天皇賞(春)」
- バブルかエアか!? バブルかエアか!? 真っ向勝負で前年覇者を含む牡馬を下して17年ぶりの牝馬による天皇賞制覇を成し遂げた「1997年 エアグルーヴ・バブルガムフェローの天皇賞(秋)」
- GIタイトル計31勝! 超豪華メンバーで争われた頂上決戦「1998年 オーサムアゲインのBCクラシック」
- 若手二人の夢を打ち砕いた名手武豊の神騎乗、三強対決を制し二年連続のダービージョッキーに輝いた「1999年 アドマイヤベガ・ナリタトップロード・テイエムオペラオーの東京優駿」
- 2chも落ちた大波乱、ステイヤー三羽烏まさかの逃げ切り!「2000年 ステイヤーズS」
- 最強の二番手が六度目の正直で世紀末覇王を下し、悲願の戴冠を果たした「2001年 メイショウドトウの宝塚記念」
- You're So Beautiful! 鞍上の後藤浩輝も近藤利一オーナーも涙を流した、1267日ぶり感動の復活劇!「2002年 アドマイヤコジーンの安田記念」
- 10mが生んだ奇跡、史上唯一1190mで開催されたG1レースをハナ差で粘り勝ちした「2003年 サウスヴィグラスのJBCスプリント」
あなたの伝説のレース(一戦)はどのレースですか?